2021年から、ホテルと航空会社の会員ステータス獲得方法を変更します。カード決済で獲得したポイント(マイル)に応じ、上級会員になり、さらに資格も上昇するシンプルな形態にします。
今後、他のマイレージプログラムへの波及、フライトを重ね上級会員の資格を得る「修行」への影響も注目されます。
目次
「ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」は、年会費6万6000円(税込)で、家族カードは3枚目まで年会費無料、4枚目以降は年会費1万3200円(税込)。通常100円ごとに3ポイント、ヒルトン系列ホテルでは100円ごとに7ポイントの「ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイント」を獲得できます。
さらに「ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」の場合は、年間200万円以上を利用すると、ヒルトンの最上級会員資格「ヒルトン・オナーズ・ダイヤモンドステータス」がもらえます。
複数のツイッター情報によりますと、SPGアメックスの昨年の決済額が多い会員に、マリオットがプラチナエリートを特別提供していることが判明しました。
1〜11月の決済額は400万円以上が必要だそうです。
ANAは22年1月1日~12月31日に獲得したプレミアムポイントと、21年12月16日~22年12月15日に利用したライフソリューションサービス数、ANAカードとANA Payの決済総額を全て達成することでステータスが付与されます。
「ダイヤモンド」は、5万プレミアムポイントかつANAカードとANA Pay決済総額が500万円(ちなみに、2021年が600万円の利用が必要)、もしくは8万プレミアムポイントかつ400万円の決済と、いずれも7つ以上のライフソリューション利用が条件となります。
「プラチナ」獲得は、年3万のプレミアムポイント、7サービス以上の利用、決済総額が400万円が必要です。
「ブロンズ」会員の資格は、年間の獲得プレミアムポイントが1万5000ポイント、4つ以上のライフソリューションサービスの利用、決済額の総額が300万円で利用します。
対象となるライフソリューションサービスは、「ANAのふるさと納税」「ANA マイレージモール」「ANAトラベラーズ」「ANAでんき」など、12のサービス。