独自 ANAは銀行?非航空事業 送客手数料で稼ぐ

ANAマイル

最近、日経ビジネス掲載された記事【ANAは陸でマイル圏拡大、三井住友は高ポイント還元カードで勝負】、ANAの稼ぐ方法を公開されました。

打開に向けて、ANA Xが21年3月に掲げたのが「マイルで生活できる世界」という構想だ。これまで航空や旅行という非日常の世界だけでなく、日常生活でもマイルをためたり利用したりするサービスを拡充。22年度にはそれらを実装した「ANAスーパーアプリ」の提供を始めるという。楽天グループやソフトバンクグループがしのぎを削る経済圏競争に、ANAも名乗りを上げたわけだ。

非航空事業 稼ぐ3つの柱

 まずは、21年7月にサービスを開始したのが「ANAでんき」。KDDIと提携した電気料金プランで、ANAカード会員は毎月300マイル、ANAマイレージ会員は毎月200マイルがたまる。生活インフラ系のサービスは継続利用が期待でき、コロナ禍での会員のつなぎとめに有効です。

 次は、21年12月に始めたのが「ANA Pocket」だ。スマートフォンアプリで収集した移動データを基に、マイルを獲得できるポイントを付与します。

 21年12月には、搭乗回数が多いマイレージ会員に付与する上級会員資格「プレミアムメンバーステイタス」の達成条件を公開しました。航空機の利用が基準に達しなくても、ANAカードの決済額やANAグループが展開する日常のサービスの利用状況を加味してランクが決まるようになりました。

「ダイヤモンド」は、5万プレミアムポイントかつANAカードとANA Pay決済総額が500万円(ちなみに、2021年が600万円の利用が必要)、もしくは8万プレミアムポイントかつ400万円の決済と、いずれも7つ以上のライフソリューション利用が条件となります。飛行機の利用が難しくなった救済措置として20年にキャンペーンとして実施したものを正式な制度にしました。

送客手数料で稼ぐ

私は独自入手したデータですが、ANAは銀行と同様に手数料で稼ぎます。普段、陸マイラーは商品購入の時、200円で1ANAマイル付与される時、実はANA側も手数料で稼ぎます。

手数料にいて、ANAカードマイルプラス特約店は4%(税抜)、一般提携店は4.4%(税抜)。例えば、ANAカードマイルプラス特約店の場合、月は100万(税抜)の売上、4万円(税抜)の手数料がもらえます。また、10000円(税抜)の月額固定費も発生します。

このように日常生活でもマイルがたまります。ANA経済圏が陸マイラーに支えられます。

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