日本からカナダへの特典航空券を予約する際、使用する航空会社や路線、季節などによって必要なマイル数が異なります。ここでは、ANA(全日空)、JAL(日本航空)、エアカナダ(Aeroplan)の特典航空券について、どれくらいのマイルが必要かをご紹介します。
目次
ANAは、スターアライアンスの一員であり、世界中の多数の航空会社と提携しています。ANAのマイルを使ってカナダへの特典航空券を予約する場合、ANAの「特典航空券予約ガイドライン」に基づいたマイル数が設定されています。
ANAの特典航空券には、必要マイル数が「シーズンごと」に分かれており、通常期、繁忙期、閑散期の3つの期間に分けられます。
閑散期(ローシーズン)
通常期(レギュラーシーズン)
繁忙期(ハイシーズン)
※上記は、ANAが提供する直行便のマイル数です。乗り継ぎ便や他のスターアライアンスメンバー航空会社の便を利用する場合、必要マイル数が変動することがあります。
また、ヴァージン・アトランティック航空の30,000ポイントは東京-バンクーバー間のエコノミークラス片道航空券が発券可能、52,500ポイントはビジネスクラス片道航空券が発券できます。
JALは、ワンワールドアライアンスの一員で、特典航空券に関しては「JALマイレージバンク」の特典予約システムを利用します。JALの特典航空券もシーズンごとに必要マイル数が異なります。
JALの場合、カナダまでのマイル数は以下の通りです。
※JALでは、一番マイル数の少ない「基本マイル数」で予約席に空きがない場合は、予測残席に応じて変動する追加マイルで予約が可能です(特典航空券PLUS)。なお、特典航空券の発券に関しては、ANAと同様に座席数に限りがあるため、早期の予約を推奨します。
また、アラスカ航空の30,000ポイントは東京成田-バンクーバー間のエコノミークラス片道航空券が発券可能、60,000ポイントはビジネスクラス片道航空券が発券きます。
Air Canadaは、スターアライアンスの一員で、特典航空券を「Aeroplan」というマイレージプログラムを通じて予約します。特典航空券の予約に必要なマイル数は、ANAやJALと異なる基準が適用され、距離によって必要マイル数が変動します。
Air Canadaでは、特典航空券に必要なマイル数が大きく変動しますが、一般的にアメリカ大陸を越える長距離便には以下のようなマイル数が設定されています。
東京ーバンクーバー、関西ーバンクーバーは5000マイル以内、東京ートロント、東京ーモントリオールは6000マイルを超え、必要なマイルが多くなります。
日本 → カナダ(片道)エアーカナダ自社便
注意点:
カルガリー
ウエストジェット東京-カルガリー、デルタ航空マイレージで発券エコノミーは64,000マイルが必要です。
日本からカナダまでの特典航空券を利用するために必要なマイル数は、ANAとJALで似たような範囲にありますが、航空会社やシーズンによって若干の違いがあることを理解しておくことが大切です。できるだけ早めに予約し、季節やルートに応じたマイル数を把握しておくことで、スムーズに特典航空券をゲットできます。